膝 痛み 水 溜まるの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
春の農作業が始まってから、最初 膝が痛み、無理がたたって膝に水が溜まり 外科に通院して水を抜いてもらったが、すぐ水がたまり、年齢的に老化も進み、歩く事も出来なくなり心配で ご主人と漢方相談にみえました。
68歳 女性
最近の農業は、高齢化で体力低下で無理がたたり、痛みで通院している方が多く見えます。
中国医学(中医学)では、「氣通ぜず、故に突然として痛む」という言葉があります。体のあらゆる痛みは、体内の経絡と呼ばれる縦、横の道を流れている気、血、津液が滞ったときに生じるとする考えがあり、痛みを「痺症(痛みた痺れが起きる)」と言い、詰まって通じないと言う意味が有ります。
何らかの原因で、新陳代謝が低下したり、阻害されると、血液の循環が悪くなります。その結果、関節や神経などへ栄養が供給できなくなり、老廃物が蓄積され、痛みや痺れが起きるのです。
痛みのタイプは、気血不足、冷え、老化が原因のようで、体力を補い、膝の炎症を鎮める漢方薬をご提案しました。
1週間ほどしてから、しっかりとした足取りで来店され、膝の腫れも治まり痛みも楽になったと話されました。
農作業で年齢的に 腎虚と言う老化の症状や気血不足が見られ、腎と気血を補う食養生を提案しました。
さらに 経絡の流れを改善する、家庭でできるリンパマッサージの方法をお話して、毎日お風呂で実行して頂きました。
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